みなさんは、「豊かである」状態とは、どんな状態だと思いますか?
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経済的に非常に余裕がある
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好きなことだけして生きている
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働かないでも生活できる
このようなイメージを持たれているのではないでしょうか。
確かに、みなさんが想像されているような状態をつくれている人は、「豊かである」と言えるでしょう。
では、これらの状態を誰でもすぐに実現できるかというと……、難しいかもしれません。
そこで当記事では、「誰でも始められる豊かになるための方法」を解説しています。
最後まで読んでいただけたら幸いです。
Contents
豊かである状態ってどんな状態?
まずは、「豊かである」状態をもう少し抽象的に捉えていきましょう。
先ほど挙げさせていただいた具体例をご覧ください。
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経済的に非常に余裕がある
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好きなことだけして生きている
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働かないでも生活できる
これらには、どんな共通点があると思いますか?
結論からお話しすると、上記の共通点は「満足感」であったり、「充実感」だったりするでしょう。
経済的に余裕があり、ある程度好きなことにお金を使える。
好きなことに没頭できて、毎日が充実している。 といったように、プラスの感情を生んでいるわけです。
であれば、以下のように考えることもできます。
「今の日常でも満足感・充実感を得られるポイントはないのか
また、満足感・充実感を得られるポイントをふやせないのか」
では、具体的にはどうすればよいのか、一緒に見ていきましょう。
豊かな状態になるにはどうすればよい?
それでは早速、豊かな状態になるための具体的なアクションをご紹介します。
- 現状を客観視する
- 客観視した情報を見直す
- プラスを増やしていく
一つずつ見ていきましょう。
現状を客観視する
はじめに、自分の現状を知る必要があります。
例えば、「朝、シャワーを浴びているときは気持ちよく、幸せな気分になる」といった感情を見つけられたとします。
この感情を見つけられたのであれば、「豊かな感情を得る」という観点からすると、毎朝シャワーを浴びるたほうがよいでしょう。
ほんの一例ですが、何気なく生活をしていては、浴びたくてシャワーを浴びるのか、浴びたくないけど理由があってシャワーを浴びているのか、わかりません。
そのため、このような一つひとつの出来事に対して、自分の思うこと感じることを明確にしていくべきなのです。
小さなことでも大きなことでも構いません。 客観視した現状を知るために、量重視でたくさんの”感情”を発見していきましょう。
客観視した情報を見直す
次に、上記で発見した情報(感情)を見直していきます。
主に、プラスな感情になる事象に注目してください。
意外にも、多くあったことに気づくはずです。
マイナスな感情に対するインパクトが大きいので見落としがちですが、日常にはプラスな感情にさせてくれることがたくさんあります。
このことに気づけるかどうか、これが豊かな状態につながる大切な大切なマインドです。
うまくいかないことにとらわれず、「ありがたいな」「恵まれているな」ということに気づいていく努力をしていきましょう。
プラスを増やしていく
今までのプラスな感情になる事象が把握できてくれば、あとはその事象を増やしていく作業に入ります。
日常の何気ないことであれば、毎日のルーティンに組み込む。
毎日は厳しいことであれば、週1回、月1回など工夫しておこなう。
実行してこそプラスな感情になることなので、確実にできるように計画しておくのがおすすめです。
また、上記の「客観視した情報をみなおす」でご自身のプラスな感情になる傾向がつかめているはず。
そのため、生活をしている中で「この行動好きだな」「また今度やってみようかな」と、気づきやすくなるでしょう。
このようにアップデートしながら、豊かな状態に向かってよい行動を続けてみてください。
豊かになるために手放すべきこと
上記で、豊かになるための行動を勉強しました。
では逆に、「すべきではないこと」も知っておきたいところ。
マイナス要因を減らして、プラス要因を増やせば、豊かになれそうではないでしょうか。
「豊かになるために手放すべきこと」についても見ていきましょう。
- 思考を手放す
- 我慢を手放す
- 執着を手放す
思考を手放す
思考と言っても、すべての思考を手放すべきということではありません。
なくしたいのは、「モヤモヤ」や「どうしよう」といった「悩み」に近い思考です。
脳にはキャパシティがあり、この悩みの思考は脳の余白を奪い、解決するまでずっと溜まっていきます。
溜まった悩みの思考は、やはり悪影響を及ぼします。
たとえるのならば、使わないアプリがどんどんたまっていき、動作が遅くなってしまうスマホのような状態です。
悩みの思考、全てが悪ではないですが、できるだけ早めに対応・解決できるとベストと言えるでしょう。
我慢を手放す
「我慢すればいい」 これは非常に危ない考え方です。
我慢はモヤモヤとなり、上記でご紹介した悩みの思考を生み出します。
また、心理的なストレスとしてもあなたに負荷をかけてくるでしょう。
人生のなかでは、もちろん耐え忍ばなければならない時期というのはあるかもしれません。
しかし、なんでもかんでも我慢してしまうのは違います。
耐えるべき時か、我慢しなくても良い時か、まずはどちらなのかと問いかけてから、ご自身の行動にうつしてみてください。
執着を手放す
「執着」とは、一つのことに心を囚われて離れられないことを言います。
良い考え方をすれば、こだわりを持って取り組める、極めれば強みになる、といったことが挙げられるかもしれません。
しかし、たいていの場合、悪影響を及ぼすことになります。
「もっともっとお金が欲しい。どれだけ収入が上がっても不安がなくならない」
「添加物の入った食品が食べられない」
ほんの一例ですが、なにか強いきっかけがあれば、囚われてしまう可能性があるでしょう。
「豊かに生きるために、お金を稼ぐ。お金を稼ぐことは目的ではなく手段。必要な分があれば、とりあえずは大丈夫」
「多少、添加物が入っていても死に至ることはない。確かに健康でいることは大切だけど、気にしすぎては逆に悪影響」
執着に囚われそうな方は、このように基準を設定しておけば、OK。
豊かな感情で生きるためには、この「執着」からも距離をとれるよう努力すべきと言えます。
豊かな感情を育むオススメアクション3選
ここまでは、すこしぼやけている、抽象的な話をしてきました。
「そんなこと言われても、わかりにくい」
といったように思われる方もいらっしゃるでしょう。
まず行うべきなのは、今、できることを実際に行動にうつすこと。
下記では、具体的なアクションをご紹介します。
エネルギーを放出する
エネルギーを放出する、すなわち何かをアウトプットしましょう。
何でも構いません。
例えば、ランニングをすると体力がアウトプットされます。
歌を歌うのならば、声をアウトプット。
誰かと話すだけでも、話している中で想いや考えのアウトプットが可能です。
筆者は毎朝2時間ほど、サッカーをしていますが、頭がすっきりして、サッカー後のシャワーが気持ちよくて、やめられません。
アウトプットすることの中で、心地よいな、やっていて楽しいな、と思えることを探してみてください。
好きなものを食べる
好きなもの、おいしいものを食べるのも、豊かな感情を育むアクションとしておすすめです。
「好きなもの」というと、食べるときに罪悪感を感じるものも多いですよね。
ジャンクフードやラーメンのように。
しかし今回からは、「最高においしいな」「好きなものが食べられて幸せだな」と100%思いながら召し上がってください。
体内の幸せを感じたときに活発になるホルモンが、ドバっと溢れ出します。
食べ過ぎにだけは注意しておきましょう!
「幸せだなぁ」とつぶやいてみる
何かがあったとき、「幸せだなぁ」とつぶやいてみてください。
結論、豊かな感情を生み出すのに、非常に有効です。
こう言い切れる背景には、「幸せ」とつぶやいてみると、脳内で幸せな理由を探してくれるところにあります。
良いことがあったときも、悪い時があったときも、関係なくです。
加えて、悪いことがあったときには、なぜか穏やかな気持ちになります。
これは、幸せだと感じていれば、心に余裕ができ、捉え方がポジティブになる傾向にあるからです。
実際にやって1週間ほど続けてみると、肌で感じられるものがありますよ。
最後に
今回は、豊かな感情を生むために今からできることを、簡単に解説させていただきました。
ご覧いただいて、「そんなわけない」「きれいごとだ」と思われる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、今回ご紹介した情報の中で、実践してマイナスになりそうなことはなかったはずです。
ダメもとでも、行動して試してみると何か発見があるかもしれません。 最後まで閲覧いただき、ありがとうございました。